チョコレートにカビは生える?ブルーム現象とカビを見分ける方法を解説 - チョコレートブログ|チョコ通販サロンドロワイヤル

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  • 2025.05.30

    チョコレートにカビは生える?ブルーム現象とカビを見分ける方法を解説

    「チョコレートにカビが生える?」

     

    「白くなったチョコレートは食べても大丈夫?」

     

    チョコレートが白くなる現象は、主に「ブルーム現象」と呼ばれる自然現象で、カビとは異なり食べても健康に問題はありません。

     

    しかし、保存状態が悪いとカビが発生する場合もあるため、見分け方を知ることが大切です。

     

    今回は、「チョコレートのブルーム現象とカビの見分け方」や「ブルーム現象を防ぐ保存方法」などについて詳しく解説していきます。

     

    チョコレートにカビは生える?

     

    チョコレートにもカビが生えることがあります。

     

    チョコレートにわずかですが水分が含まれているため、保存状態が悪いとカビが発生する場合があるからです。

     

    湿気の多い場所や密閉せずに長期間放置した場合、または生クリームや果汁が入った生チョコレートやガナッシュなどは、開封後に劣化しやすくなります。

     

    例えば、チョコレートの表面に緑色や黒色、青色などの斑点や、ふわふわした綿のような部分が見える場合はカビの可能性が高いです。

     

    カビ特有の湿ったにおいや酸っぱいにおいがすることもあります。

     

    こうした場合は、食べるのを避けてすぐに処分するようにしましょう。

     

    チョコレートが白くなる理由は?

     

    上述したように、チョコレートが白くなる理由は、主に「ブルーム現象」と呼ばれる自然現象によるものです。

     

    チョコレートの主原料であるカカオバターは28℃に達すると溶け始め、温度が上がると分離して白い結晶となって表面に浮き出します。

     

    また、湿度の変化により砂糖が溶け出し、再び固まることで白く結晶化する場合もあります。

     

    つまり、チョコレートが白くなるのは品質劣化の一種ですが、適切でない保存環境による自然現象であり、カビとは異なるものです。

     

    そのため、カビではないので食べても健康に問題はありません。

     

    ブルーム現象とカビを見分ける方法

     

    チョコレートのブルーム現象とカビを見分ける方法は、以下の3つの観点から判断できます。

     

    • ・見た目の違い
    • ・触感の違い
    • ・匂いの違い

     

    見た目の違い

     

    ブルーム現象は表面全体に均一に広がる白い膜や粉っぽさが特徴で、表面が滑らかで光沢が失われています。

     

    一方、カビは緑色、青色、黒色、または白色の斑点や模様が見られ、ふわふわとした綿状に一箇所に集中して発生するのが特徴です。

     

    このように見た目の違いを確認することで、ブルーム現象とカビを見分けることができます。

     

    触感の違い

     

    チョコレートが白くなったとき、触感を確認することでブルーム現象とカビを正確に見分けることができます。

     

    ブルーム現象の場合、指で触ると粉のように乾燥していて、サラサラとした感触があります。

     

    表面は滑らかで、軽く擦ると白い部分が取れることもあります。

     

    一方、カビの場合は表面が湿っぽく、ネバネバした粘着性を感じることがあります。

     

    また、カビは綿のようにふわふわした質感も特徴的です。

     

    チョコレートを軽く触ってみて、粉のように乾燥している場合はブルーム現象、湿った感触がある場合はカビと判断できます。

     

    匂いの違い

     

    ブルーム現象の場合はチョコレート本来の甘い香りやカカオの香りがそのまま残っています。異臭や酸っぱいにおいはしません。

     

    しかし、カビが生えたチョコレートは、カビ特有の湿った土のようなにおいや酸味のある異臭がして、チョコレート本来の香りが失われてしまいます。

     

    においはブルーム現象とカビを見分ける重要な判断基準となります。チョコレートが白くなったときは、まずにおいを確認してみてください。

     

    チョコレートのブルーム現象を防ぐ方法

     

    チョコレートのブルーム現象を防ぐための方法を3つご紹介します。

     

    • ・急激な温度変化を避ける
    • ・適切な保存温度を守る
    • ・開封後は早めに食べる

     

     

    急激な温度変化を避ける

     

    チョコレートのブルーム現象を防ぐには、急激な温度変化を避けることが大切です。

     

    冷蔵庫から出したチョコレートが室温との温度差で結露すると、砂糖が溶け出して再結晶化するシュガーブルームも発生します。

     

    具体的には、温度が高い場所に置いていたチョコレートをいきなり冷蔵庫に移すことは控え、常に20℃より低い場所で保管しましょう。

     

    溶けてしまったチョコレートを急に冷蔵庫に入れて冷やすのではなく、ゆっくりと室温に戻すことがポイントです。

     

    このように急激な温度変化を避けることで、チョコレートの美味しさと見た目を保つことができます。

     

    適切な保存温度を守る

     

    チョコレートは高温に弱く、約28℃で溶解が始まるため、温度管理が欠かせません。

     

    一般的なチョコレートバーは22℃以下での保存が基本です。理想の保管温度は15~18℃の冷暗所です。

    夏場以外は常温保存でも問題ありませんが、暖房によって室温が高くなる場合は注意が必要です。

     

    冷蔵庫で保存する場合は、3~8℃設定の野菜室がおすすめで、アルミホイルなどに包んでジッパーつき保存袋に入れた密閉状態にしましょう。

     

    このように適切な温度管理を行うことで、ブルーム現象を防ぐことができます。

     

    開封後は早めに食べる

     

    チョコレートのブルーム現象を防ぐには、開封後はできるだけ早めに食べきることです。

     

    チョコレートは時間が経つほど温度や湿度の変化にさらされやすくなり、カカオバターや砂糖が表面で結晶化してしまうからです。

     

    開封すると外気に触れる機会が増え、保存環境の影響を受けやすくなります。

     

    たとえば、板チョコを開封したまま数週間放置すると、室温の変化によってファットブルームやシュガーブルームが発生しやすくなります。

     

    一方で、開封後すぐに食べきれば、このような劣化を防げます。

     

    長期保存を避けて、開封したらなるべく早く食べるようにしてください。

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    個別包装により、温度変化や湿度の影響を受けにくく、ブルーム現象の発生を効果的に防ぐことができます。

     

    また、開封するまで品質が保たれるため、いつでもおいしい状態でチョコレートを楽しめるのです。