2023.02.24
チョコレートとワインの相性は抜群?組み合わせで決まるマリアージュ
チョコレートがおいしい季節がやってきました。
チョコレートが溶けにくい気温で、心地良く口の中でとろける秋冬は、まさにチョコレートが楽しめる季節です。
そんなチョコレートとワインを一緒に試してみてはいかがでしょうか。
ここでは、チョコレートとワインの相性、組み合わせ方のポイントについてご紹介します。
チョコレートとワインの相性は良好。組み合わせ次第でマリアージュを起こせる
チョコレートとワインの相性は、良いものだといえます。
ペアリング(組み合わせ方)次第では、マリアージュも起こせるためです。
マリアージュとは料理とワインの相性が良さを称える言葉で、結婚という人生の重大イベントに例えることからもわかるように、最高の相性を意味します。
ただ、前述したように、マリアージュは、チョコレートとワインの組み合わせ次第です。
チョコレートにはミルクやビター、ホワイトなどがあり、ワインにも赤ワインや白ワイン、甘口や辛口など種類が多くあります。
全てのチョコレートとワインの相性が良いわけではないため、組み合わせ方に注意しなければなりません。
チョコレートとワイン、ペアリングの基本は?
ペアリングの基本は、共通点があるものを組み合わせることです。
例えば赤ワインには、ブドウの果皮由来のタンニン(ポリフェノールの一種)が含まれています。
赤ワインの渋味と丸みのある味わいは、タンニンが作り出すものです。
チョコレートにも、苦味のもととなるカカオ由来のポリフェノールが含まれています。
この二つのポリフェノールを組み合わせることで、相乗効果を生み出してくれるのです。
また、糖分が多い甘口ワインには、甘さという共通点がある甘めのチョコレートが合います。
一方、熟成が進んで糖分がアルコールへと変わった辛口ワインは、甘さ控えめなチョコレートとの相性が良いでしょう。
このように共通点を見出すと、相性が良いチョコレートとワインが見つけやすくなります。
チョコレートとワイン、おすすめの組み合わせは?
ミルクチョコレートと甘口赤ワイン
定番は、ミルクチョコレートと甘口赤ワインのペアリングです。
カカオポリフェノールと甘みを持ったミルクチョコレートは、タンニンとブドウの糖分を含んだ甘口赤ワインとよく合います。
果実味が感じられるものはが特によく、重たさや濃縮感がある赤ワインであれば、ビターチョコレートとの組み合わせがおすすめです。
さらに濃厚なフルボディであれば、ハイカカオチョコレートと組み合わせてみましょう。
ロゼワインもポリフェノールを含んでいるため、同様にミルクチョコレートとの相性は良いといえます。
ビターチョコレートと辛口白ワイン
白ワインは、ブドウの果皮を除いて作られることから、タンニンを含みません。
さらに、白ワインの酸味はチョコレートの甘みよりも苦みを引き立たせるため、基本的な相性は良くないと言えるでしょう。
しかし、ビターチョコレートと辛口白ワインは、相乗効果を生まない代わりに、干渉し合わないという特徴があります。
チョコレートのポリフェノールは、組み合わせによっては、ワインの心地良い渋味を損なう可能性がありますが、辛口白ワインにはそもそもタンニン由来の渋味がありません。
また、両者には甘みがほとんどないため、白ワインの酸味も邪魔にならないのです。
オレンジピールやナッツなどが使われているものだと、香りや食感が加わり、一層楽しめる味わいになります。
ホワイトチョコレートと甘口ロゼスパークリングワイン
赤ワインの白ワインの中間ともいわれるロゼワインは、さまざまな料理と相性が良い、万能とも呼ばれるワインです。
その中でもロゼスパークリングワインはチョコレートと全般と相性がよく、特にホワイトチョコレートとのペアリングで美味しさを発揮してくれます。
カカオマスを取り除いて作られたホワイトチョコレートには、苦味がほとんどないため、ロゼワインのタンニンの少なさと合っています。
さらに、甘さ同士が引き立て合い、ホワイトチョコレートのクリーミーさに、炭酸が軽やかさを与えてくれるのです。
甘みが深いミルクチョコレートとも合い、ナッツやレーズン入りのチョコレートであれば風味を増してくれます。
チョコレートとワインのマリアージュを楽しもう
秋冬は、チョコレートがおいしい季節です。
そんな秋冬には、チョコレートとワインのペアリングを試してみてはいかがでしょうか。
サロンドロワイヤルでは、ココアパウダーでコーティングしたミルクチョコレートや、ピーカンナッツ入りのホワイトチョコレート、マスカルポーネチーズを使ったチョコレートなど、チョコレートを幅広く取り扱っています。
ぜひ、サロンドロワイヤルの高品質なチョコレートとワインのぜひマリアージュを楽しんでみてください。
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