チョコレートの正しい保存方法とは?おいしく食べるポイント - チョコレートブログ|チョコ通販サロンドロワイヤル

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  • 2025.05.21

    チョコレートの正しい保存方法とは?おいしく食べるポイント

    チョコレートの正しい保存方法とは?おいしく食べるポイント

    購入したり贈られたりと、チョコレートは身近で楽しめる機会の多いお菓子ですが、入手した際にどのような方法で保存すれば良いのか迷ってしまうことがあります。

     

    チョコレートをおいしく食べるためには、どのような方法で保存すれば良いのでしょうか。

     

    ここでは、チョコレートの正しい保存方法について詳しくご紹介しましょう。

     

     

     

     

    チョコレートが劣化してしまう原因

    チョコレートが劣化する理由は、主に「ファットブルーム」と「シュガーブルーム」という現象が起こるためです。

     

    ファットブルームは、チョコレートの主原料であるココアバターが28℃に達すると溶け始め、温度が上がると分離して白い結晶となって表面に浮き出すことで発生します。

     

    一方、シュガーブルームは、冷蔵庫で保存していたチョコレートを暖かい場所に移すと、温度差によりチョコレートの表面が結露し、チョコレートに含まれる砂糖が水分に溶け出して再結晶化することで起こります。

     

    このように、チョコレートの劣化は、温度と湿度の変化が主な要因となっています。

    チョコレートの正しい保存方法

    チョコレートと一口にいっても、その種類はさまざまです。

     

    チョコレートの種類に合わせて、おいしく食べるための正しい保存方法をご紹介します。

    板チョコレート

    板チョコレートのようにシンプルで硬さのあるチョコレートは、22度以下の温度で保存することをおすすめします。

     

    冬場であれば常温で保存しても問題ありませんが、暖房器具を使用する場合は、室内の温度が高くなり過ぎないように注意してください。

    生チョコレート

    チョコレートに生クリームを合わせた生チョコレートは、長期保存には向きません。

     

    また、賞味期限も短く設定されている可能性が高いので、生チョコレートやトリュフ、フォンダンショコラといった柔らかい食感のチョコレートを入手したら、なるべく早く消費しましょう。

     

    生チョコレートは、10度以下の温度で保存する必要があります。

     

    寒い冬場でも、なるべく冷蔵庫で保存するようにしてください。

    ボンボンショコラ

    一口サイズのチョコレートに、果汁やアーモンド、ジャムやウィスキーが入ったものをボンボンショコラといいます。

     

    ボンボンショコラは、16度以下の温度で保存してください。

     

    冬場であれば常温保存でも問題ありませんが、少しでも溶けるとチョコレートの中身が出てきてしまうので注意しましょう。

     

    チョコレートを冷蔵庫で保存する時のポイント

     

    チョコレートを冷蔵庫で保存する時は、野菜室を使って密閉保存し、食べる前に常温に戻すことがポイントです。

     

    なぜなら、チョコレートは温度変化に敏感で、冷蔵室の4℃前後では冷えすぎてしまうからです。

     

    野菜室の7℃前後がちょうどよい温度で、急激な温度変化を防げます。

     

    具体的には、まずチョコレートをアルミホイルで包み、密閉できるジッパーつき袋やタッパーに入れて野菜室で保存します。

     

    野菜室がない場合は、新聞紙で包んで冷蔵庫のドアポケットなど温度が高めの場所を活用しましょう。

     

    食べる時は、冷蔵庫から取り出して15~30分程度かけてゆっくり常温に戻すことで、なめらかな口どけを楽しめます。

    チョコレートをおいしく食べるポイント

    チョコレートを入手したら、まずは賞味期限をチェックしましょう。

     

    賞味期限とは、食品を安全においしく食べられる期限を指します。

     

    チョコレートは、水分量を多く含むものほど、賞味期限が短く設定される傾向にあります。

     

    数日から数週間であっという間に賞味期限を迎えてしまうということもあるので、十分に注意してください。

     

    冬場であれば常温で保存することもできますが、春から秋にかけては気温が高くなる日が多いため、冷蔵庫で保存することをおすすめします。

    チョコレートの劣化に関する注意点

    チョコレートは、基本的に直射日光の当たる場所や湿度の高い場所に置いておくと、劣化が進みやすいといわれています。

     

    また、急激な温度変化にも弱く、劣化が進みやすくなります。

     

    チョコレートの劣化を避けるためには、直射日光が当たる場所や湿度の高い場所を避けて、一定の温度を保ちながら保存しなければなりません。

     

    万が一、保存方法が悪く、包み紙の中に虫が入っていたりカビが発生していたりする場合は、処分してください。

     

    チョコレートの包み紙を開けてみると、白い粉が付着していることがありますが、こちらは食べてしまっても問題ありません。

     

    こちらは上述した「ファットブルーム」や「シュガーブルーム」が原因によるもので、急激な温度変化や気温の影響によって、バターの結晶が変化したり砂糖の結晶が浮き出たりすることで起こる現象です。

     

    食べても問題ありませんが、風味や食感は本来のチョコよりも劣るため、ブルームが起きる前に早めに食べましょう。

     

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    チョコの保存方法に関するよくある質問

     

    チョコレートは常温で保存して大丈夫ですか?

    チョコレートは基本的に常温で保存して大丈夫ですが、温度や湿度の条件を守ることが重要になります。

     

    一般的な板チョコレートは22℃以下であれば常温保存が可能で、理想的な保存環境は15~18℃、湿度50%前後とされています。

     

    チョコレートは体温で溶けるように設計されているため、22℃以下の室温なら問題ありません。

    チョコレートに見られる白い粉は食べても問題ない?

    チョコレートについた白い粉は食べても問題ありません。

     

    この白い粉の正体は「ブルーム現象」とよばれるもので、チョコレートに含まれるカカオバターが温度変化によって表面に浮き出てきたものです。

     

    カビではないため、健康に害を与えることはありません。

     

    カビとの見分け方として、ブルーム現象は全体に広がり特別な匂いはしませんが、カビの場合は綿状で一箇所に集中し、カビ臭がします。

    開封後のチョコレートの保存方法は?

    開封後のチョコレートは、密閉して冷暗所で保存することが重要です。

     

    具体的な保存方法として、開封後はできるかぎり空気に触れないよう、フリーザーバッグや密閉容器に移し替えることをおすすめします。

     

    保存温度は15~22℃程度の冷暗所が理想的で、夏場など室温が25℃を超える場合は、ジップロックなどに入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

     

    冷蔵庫から出すときは、袋に入れたまま室温に戻してから開封することで、結露を防げます。

    チョコレートは保存方法に注意しておいしく食べよう!

    チョコレートは、保存方法次第で風味や食感が変わってしまうお菓子です。

     

    せっかく入手したチョコレートは、おいしく楽しみたいものです。

     

    お気に入りのチョコレートを購入したり戴いたりした際には、チョコレートの種類に合わせて正しい方法で保存しましょう。

     

    風味や食感が変わらないうちに味わって、チョコレートの魅力を最大限に楽しんでください。